てんかん じゃない
救急隊員の方に『娘さん、てんかん?』と聞かれました。
違うんです 我が家の怪獣が戦っているのは『転換性障害』
意識をなくしたときの状態だけでは、おそらく判断するのは難しいと思う。
我が家も最初は てんかん ということで通院治療をしていたのだから…
でも、脳障害であるてんかんと違い 転換性障害は心理的精神障害なんです。
手足のしびれ、頭痛、吐き気など…
ときには、歩けない、立てない、意識がなくなる…
原因といわれているのは、ストレスなどです。
自分の思っていることが言えず、怒りや不満をため込んでいく →
消化されないままでいる → 思い出したり、考えたりしたくない → 代わりに体で症状を訴える
そんな感じでしょうか…
詐病(平たく言うと 病気のふりをすること)と思われることも多いと思います。
実際、私もそう思ったこともありました。
でも、病院の先生とお話したり 病気について調べたり しているうちに、理解できるようになりました。
我が家の怪獣の症状は
第一段階…頭痛・吐き気・手足のしびれ
第二段階…頭の中に色が見える。痛みの度合いによって色が違う(これが全く分からないが、頭痛を感じる場所が視覚を感じる部分の近くにあるので痛みが色になって見える人もいると頭痛外来の先生が言ってました。)
第三段階…失神(でも、危ないところでは倒れない。階段では踊り場で、道路では端っこで倒れます。これは、反射神経は正常だからだそうです。)
不思議な病気ですね…
でも、彼女がの病気になってから 近しいお友達にも ここまでではなくても『心の病』で通院している子どもがたくさんいることを知りました。
私たちが子どもの時以上に、今の子どもはストレスを感じているのかもしれないですね…